肩こりと自律神経の関係性とは?自律神経が乱れる原因や解消法も紹介
マッサージやストレッチをしていても肩こりが続く場合は、自律神経の乱れが原因かもしれません。
筋肉の疲労だけでなく、自律神経も肩こりを引き所超す原因のひとつです。
肩こりが長く続く場合は自律神経の乱れを整えて、早めの改善を目指しましょう。
今回は、肩こりと自律神経の関係性を解説しながら、自律神経の乱れを整えるポイントを紹介します。
自律神経が乱れる原因についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも自律神経とは?

自律神経とは、生きるために必要な血液循環や消化吸収、体温などの機能を調節している神経系です。
末梢神経のひとつで、脳の視床下部から全身に分布しています。
自律神経は、交感神経と副交感神経から構成されます。
・交感神経:活動時に優位になり、心拍数を上げたり血管を縮小したりして仕事や勉強の結果、パフォーマンスを引き出す
・副交感神経:休憩時に優位になり、心拍数を下げたり血管を広げたりして心を落ち着かせ、リラックスや身体の疲労回復を促す
交感神経と副交感神経は相反する性質を持ち、状況に応じて切り替わることで身体の機能を調節します。
自律神経の乱れで肩こりが起こるメカニズム

心身の健康は、交感神経と副交感神経のバランスによって保たれます。
しかし、何らかの原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
肩こりも、自律神経の乱れによる不調のひとつです。
人間の身体はストレスにさらされると交感神経が過剰に優位になり、副交感神経のはたらきが低下します。
その結果、両者のバランスが崩れて血管が収縮し、筋肉が緊張して肩こりが生じるのです。
逆に、自律神経をコントロールしてリラックスすれば、肩こりの緩和につながります。
自律神経が乱れる原因

自律神経が乱れる原因には、主に次の4つがあげられます。それぞれを詳しくみていきましょう。
【原因1】身体的、精神的ストレス
職場の人間関係や仕事のプレッシャー、騒音などのストレスは、自律神経のはたらきを乱す要因です。
人間の身体は、ストレスを受けると交感神経が活性化します。
しかし、強すぎるストレスにさらされると交感神経が過剰に優位になり、副交感神経とのバランスが崩れてしまうのです。
【原因2】不規則な生活
人間の身体は、朝日とともに目覚めて夜に休むという、一定のリズムに従って動いています。
しかし、昼夜逆転の働き方や不規則な食生活などで
生活リズムが崩れると、交感神経と副交感神経を切り替えるタイミングが合わなくなるため、自律神経が乱れやすくなります。
【原因3】天候や季節の変化
人間の身体は気候の変化にさらされると自律神経が機能し、無意識のうちに体温をコントロールしようと働きかけます。
しかし、気候や環境の変化が急激すぎると、身体が対応できなくなりがちです。
交感神経と副交感神経を切り替えるタイミングがあわなくなると自律神経のはたらきが乱れて、
さまざまな不調を引き起こすことがあります。
【原因4】疾患によるもの
自律神経の乱れによる不調のなかには、何らかの病気が隠れているケースもあります。
体温や血圧などの機能は自律神経だけでなく、ホルモンによる調節も受けているからです。
自律神経のはたらきを乱す代表的な疾患には、更年期障害があげられます。
女性ホルモンの分泌量の減少に合わせて交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、ほてり・めまい・頭痛などの不調を引き起こします。
自律神経の乱れによる肩こりを改善する方法
自律神経の乱れによる肩こりを改善する方法は、次の4つです。
長引く筋肉の緊張や痛みの緩和にも有効なため、日常生活の中で意識して取り組みましょう。
【方法1】食事に気を配る
栄養の偏りは、自律神経を乱すもとです。
特にビタミンB6・炭水化物・トリプトファンは重要なため、次の食材を意識して献立に取り入れましょう。
・ビタミンB6:レバー、納豆、バナナ、カツオ、マグロなどの赤身の魚
・炭水化物:米、パン、麺類、芋類
・トリプトファン:牛乳・チーズなどの乳製品、大豆製品、ナッツ類、卵、バナナ
腸は自律神経とかかわりが深く「第二の脳」とも呼ばれる重要な臓器です。
善玉菌を多く含むチーズやヨーグルトなどの乳製品、納豆・ぬか漬けをはじめとする発酵食品は腸にいいため、積極的に取り入れてください。
水分補給も大切です。こまめに水分を摂ると副交感神経が活性化し、血液のめぐりも良くなります。
飲み物は、ハーブティーがおすすめです。自律神経の安定をはたらきかけるものもあり、寝る前に飲むと良質な睡眠が取れます。
あわせて、食事は決まった時間に限り、生活リズムを整えましょう。
起きてから1時間以内に朝食を摂ると自律神経が整いやすくなり、排泄を促して腸内環境を改善させる効果も期待できます。
【方法2】良質な睡眠をとる
眠れないと疲労が蓄積して自律神経が乱れやすくなるため、充分な睡眠時間を確保しましょう。
良質な睡眠は副交感神経を活性化させ、交感神経とのバランスを整えるのに欠かせません。
ブルーライトの光は交感神経を刺激して眠りから遠ざけるため、就寝直前にスマートフォンを見るのは避ける必要があります。
就寝前の入浴や軽い運動で身体を温め、スムーズな入眠を目指しましょう。
【方法3】首を温める
太い血管が集中する首を温めると全身の血行が促進し、自律神経が整いやすくなるため、ホットタオルや温熱シートを活用しましょう。
就寝30分前に首を温めると気分が落ち着き、寝つきが良くなります。
【方法4】適度に運動する
軽めの運動は、自律神経の乱れを整えるのに有効です。
身体を動かすほどよく疲れて熟睡でき、交感神経を刺激するストレスも発散できます。
自律神経を整える運動には、ランニングやウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
1日20分程度を目安に取り組みましょう。
通勤の際に1駅分多く歩く、なるべく階段を使うだけでもいい効果が期待できます。
【方法5】深呼吸をする
深い呼吸は心を落ち着かせて、副交感神経を優位にさせるはたらきがあります。
おへその下に空気をためるイメージで鼻からゆっくり息を吸い、口から吐き出しましょう。
5~10分程度を目安に腹式呼吸を繰り返すと、緊張状態を解きほぐせます。
まとめ
ストレスや不規則な生活などによって生じる自律神経の乱れも、肩こりを引き起こす要因のひとつです。
食事内容や睡眠環境などの見直しによって自律神経の乱れを整えて、肩こりの改善を目指してください。
自律神経からくる肩こりをなんとかしたいなら、整骨院に通うのもおすすめです。
筋肉の緊張をやわらげるマッサージやストレッチ、姿勢改善の指導で、コリや痛みをすっきりさせましょう。
佐倉市にある京成臼井ひまわり整骨院では、丁寧なヒアリングと一人ひとりの身体に合わせた無理のない施術を行っています。
自宅で取り組むセルフケアの指導にも対応しているため、どうぞお気軽にご相談ください。
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